まぶた(眼瞼)の一部に化膿がおきる病気で、俗に「ものもらい」「めばちこ」と呼ばれているものです。
黄色ブドウ球菌などの細菌感染で起こることが多いです。
特に夏期など疲労によって抵抗力が弱くなったり、全身状態が低下している場合に感染しやすくなります。
《外麦粒腫》 汗を出す腺や、まつげの毛根に感染。
《内麦粒腫》 マイボーム腺(上下のまぶたの最先端に口を開いていて、目の表面に油を出しているところ)の感染。
●初期:
初めはまぶたが赤く腫れ、しばしば軽度の痛みや痒みを伴います。
●炎症期:
まぶたの赤み・腫れ・痛みが強くなります。
一ヶ所で最も炎症が活発になり、白く化膿した所(膿点)が出てきます。
さらに化膿が進むと、腫れた部分が自然に破れて膿が出ることがあります。
●緩解期:
自然につぶれ膿が出てしまえば、その後症状は回復に向かいます。
まぶた(眼瞼)にあるマイボーム腺の出口が詰まることにより、その中に分泌物が溜まり慢性的な炎症が起きる結果、肉芽腫という“しこり”ができる病気です。
麦粒腫と異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。
“しこり”が小さければ、自然に吸収されることもあります。
大きい場合は、副腎皮質ステロイド薬を“しこり”に注射したり、手術で摘出したりする必要があります。
高齢者では悪性腫瘍との鑑別が必要であることもあり、注意が必要です。
霰粒腫が形成される過程でマイボーム腺が詰まり、その中に分泌物が溜まり細菌感染も伴うものです。
通常の霰粒腫よりも腫れ、赤み、痛みが強いのが特徴です。に炎症を伴った場合は、内麦粒腫と厳密に見分けることは難しいです。
麦粒腫と同様、まず抗生物質の点眼や眼軟膏の塗布、炎症が強い時には、内服薬(抗生物質・消炎鎮痛剤など)を投与し、消炎を図ります。
保存的な治療で改善傾向が得られなければ手術を行うことになります。



























