院長の趣味の部屋

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2025.06.30更新

6月下旬の週末2日間は、第7回日本近視学会総会にスタッフNさんと一緒に参加してきました。
会場はJR大阪駅近くでしたが、グランフロント周辺が大きく様変わりし迷子にないそう(苦笑)。
今回のテーマは、「Fusion of Myopia Science(近視に関する科学の融合)」です。2050年には、世界の半数が近視になると推測されており、近視は今や世界規模で拡大する視覚健康上の重要な課題と言われています。
コロナ禍以降、屋外活動時間が短くなったり、逆に近業時間(読書や携帯などの端末機器)が長くなってきているのも小児の近視に影響しています。
近視進行抑制治療の目的は、早い段階からできるだけ近視が強くなるのを避けることで、将来の見え方を守り、目の病気(網膜剥離・緑内障・黄斑変性など)になる可能性を低下させることです。
今回の講演で興味深かったのは、多焦点ソフトコンタクトレンズ(EDOFレンズ)の抑制効果が、屈折値・眼軸長ともに自分が思っていた以上に良かったことで、ちょっと驚きでした。
また、新発売された低濃度アトロピン点眼の講演は、一連の流れが凄く解り易く、保護者の方にその効果を如何に実感して頂くかのツールが必要であることも解り、明日からの診療に活かせる内容がいっぱい詰まっていました。
新しい機器を見ると、ついつい欲しくなってしまいます(苦笑)。

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投稿者: 梶川眼科医院 院長:梶川大介

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